レタリングの基本 

 

 レタリングで綺麗な文字にしよう 

 

● レタリング。文字のスペースや独自の書体 
パソコンの中の文字をそのまま打ってみます。『株式会社 イラストレーター』 

どの文字が好きですか?

株式会社イラストレーターの書体の数々
株式会社イラストレーターの書体の数々

 

どの書体が好きですか?こんな会社はないのですが書体はイメージを表します。 

● 和風のお店だったら 「行書体」「楷書体」 
中国料理や麻雀屋さんだったら 「隷書体」 
堅い会社だったら 「角ゴシック」 
手作りのお店だったら 「ポップ体」 
学校関係だったら 「教科書体」 
墓石には「隷書や楷書」

 パソコンに入っている文字も下手な文字やかっこいい文字等さまざまです。 
プロは一書体何十万円もする文字を使っています。 ちなみに、僕のパソコンには書体が300位入っていますが、気に入った書体は5種類くらいです。

アマチュアだったらどうしたらいいのでしょうか? 

ポスターやチラシ。ホームページに使うロゴや見出しはかっこよくしたいものです。 
どういう文字がきれいに見えるか? 
安定感がある。文字が読みやすい。隙間が整っている(スペース) 

1文字づつ作り変えるのは面倒なので嫌!な場合は、せめてスペースを調整しましょう。 
社名や店名はオリジナルのきれいな文字を作りたいものです。

スペースを調整する
スペースを調整する

● 普通にパソコンで打ち出したら、上のようですが。。 

この黒い文字を良く見てください。遠くからもみてください。(目を小さくして--ほとんど閉じて--みてください) 

LとEの間がスペースが大きいように見えませんか?(見えない人は調整するのは無理です--(笑)

 文字にアウトラインをかけて、グループ化を解除して、スペースを調整しました。 

LとEno間。TとLの間。AとNの間のスペースを縮めました。 
Gの文字を上に伸ばしています。

○の面積が同じ大きさに見える
○の面積が同じ大きさに見える。 空間を同じにする

GやOやSの文字は上下が丸いので、そのまま見たら小さく見えます。で、上下にのばします。

Sの丸いところを少し上にする
 Sの丸いところを少し上にする

上はSIMとなっていますが、Sの場合が上に伸びている。(書体によっては伸びているばあいもある) 


もうひとつ、例をあげましょう!

l大和の国

ひらがなは小さく
ひらがなは小さく

大という字は少し大きめに、和の禾の部分の上はラインより抜ける。のは小さめに。。
国という字は周りのスペースが少ないので上部はもう少し下げたほうがいいかもしれない。
基本は書道です。日本語の跳ねや文字の大きさは書道が基本です。

さんた工房ロゴのアウトライン
さんた工房ロゴのアウトライン

 これは僕のページにロゴですがこれは自作です。 角ゴシックと丸ゴシックの合わさったものです。 
これはどこにも無い文字です。。。自作だから。。 

これは文字を一文字づつ、右に丸ゴシックのようにしています。 
長いこと使う文字だとこの様に手間ひまかけてもいいと思いますが。。

 

 基本はいい書体を使う。角ゴシックや丸ゴシックは同じ太さに見える。一文字ずつスペース調整されているので安定している。


● 1枚のチラシ等に強弱が付いている。。(訴えたいことと補足の説明の強弱)


● 同じ書体ばかり使わない。。(角ゴシックでメインだったら明朝でサブタイトルを書く

● こういうこともレタリングではします。モータースの横棒を短くする。

レタリングのハイフォンを短くする
レタリング ハイフォンを短くする

● 2020年用のカレンダーの文字

カレンダーの表紙の文字
カレンダーの表紙の文字のスペース調整

 

≪ パスのアウトライン  |  オブジェクトの角を丸くする ≫